みなさんこんにちは! イヤホンなどのガジェットのレビューを行っている旅狼のレビュー小屋です!
今回ご紹介するのは、2026年秋時点で発売されているハイエンドワイヤレスイヤホンから、下記4機種の比較です。
- ゼンハイザー Sennheiser MOMENTUM True Wireless 5(以下、MTW5)
- ソニー SONY WF-1000XM6(以下、XM6)
- オーディオテクニカ audio-technica ATH-TWX9MK2(以下、ATH-MK2)
- テクニクス Technics EAH-AZ100(以下、AZ100)
この企画、実は以前のYouTubeでの比較でEAH-AZ100をNo.1と評価したところから始まっています。あれから約1年、「最新機種と並べてもまだAZ100が通用するのか」を確かめる意味も込めて、この4機種を比較してみました。
各機種の詳細なレビューはそれぞれ別記事でお届けしています。この記事では「4つを同じ条件で並べたら何が見えてくるか」に絞ってまとめていきます。ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね!
・ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5 詳細レビュー
・ソニー WF-1000XM6 詳細レビュー
・オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2 詳細レビュー
最初に結論!

「イヤホンに詳しくない友人に一台だけ勧めるなら?」と聞かれたら、、、
僕は「オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2」をオススメします。
、、、ぶっちゃけ自分でも驚く結論でしたが、これが実際に4機種を並べて使ってみた素直な感想です…!!
ATH-MK2は特定の機能が突出しているわけではなく、ノイキャン、外音取り込み、音質、カスタマイズ性、価格のすべてが高水準で癖なく揃っている印象です。スポーツゲームで例えると、全パラメーターが均等に高い、綺麗な形のレーダーチャート、という感じです。なので、「誰にでもオススメできる一台」として挙げるなら、ATH-MK2になります。

ただ、「あなた自身が一台を選ぶなら?」となると話は変わりますし、どのイヤホンを選んだとしても満足できるだけのクオリティになっていると思います。身も蓋もありませんが、「正直、もう好みの問題」というレベルです。
ちなみに、僕が選ぶのは「ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5」です。この理由は、各項目の比較の後で改めてお伝えしますし、最後には簡単なフローチャートを準備しているので、ぜひ参考にしていただければと思います!

僕の使用環境
なお、僕の使用環境・好みは下記となります。この条件のもと確認をしていますので、あらかじめご了承ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用デバイス | iPhone 15 Pro(iOS、AAC接続) |
| aptX Adaptive確認 | ゼンハイザー Bluetooth ドングル BTD 700 を使用 |
| 主な使用シーン | 電車での通勤、カフェでの作業、自宅での作業 |
| 信条 | 「ガジェットは小さければ小さいほどよい」 |
| 好きな音の傾向 | ボーカルは前に出てきてほしいが、高音の伸びと低音の迫力もほしい。 解像度よりも量感重視。 |
※今回お話ししていく使用感はあくまで僕個人の主観です。耳の形や使用環境によって体感は大きく変わりますので、できれば実機を試聴してから購入されることをオススメします。
4機種のスペック比較
それぞれのスペック一覧も記載しておきます。
| 項目 | MTW5 | XM6 | ATH-MK2 | AZ100 |
|---|---|---|---|---|
| 価格(公式) | 49,940円 | 39,600円 | 38,500円 | 39,600円 |
| コーデック | aptX Adaptive/Lossless、AAC、SBC (LC3は対応予定) | LDAC、LC3、AAC、SBC | aptX Adaptive、AAC、SBC | LDAC、LC3、AAC、SBC |
| Bluetooth | 6.0 | 5.3 | 5.2 | 5.3 |
| NC方式 | ハイブリッド・アダプティブANC | ANC(片側4マイク) | ハイブリッドデジタル(5プリセット+Optimized) | アダプティブANC |
| バッテリー(ANC ON/ケース込み) | 6時間/40時間 | 8時間/24時間 | 6時間/18.5時間 | 10時間/28時間 |
| マルチポイント | 2台 | 2台 | 2台 | 3台 |
| 防滴 | IP54 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
| イヤーピース | 4サイズ | 4サイズ(フォーム型) | 12組(3長さ×4サイズ) | 5サイズ |
| バッテリー交換 | 可(設計として) | 不可 | 不可 | 不可 |
装着感|特徴が出るとしたらやっぱりここが一番か
ATH-MK2 > MTW5 ≧ XM6 > AZ100
装着感は好みと耳の形によってまったく変わるので、参考程度に読んでください。一応、僕は左耳の穴の形が独特で、イヤホンの合う・合わないがかなりはっきり出るタイプです。それだけ「万人に合うかどうかの判定」には一定の自信があると自負しています。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5

前作MTW4にはイヤーフィン(耳の中でホールドする突起)がついていましたが、今回のMTW5ではイヤーフィンを廃止し、イヤーチップの密閉・イヤホンそのものの形状で支える設計に変更されました。下から耳の穴に押し上げるように入れると、しっかりとフィットしてくれます。公式には「ねじ込むように装着」と書かれています。笑
実際につけてみると、MTW4が「なんとなくスカスカした軽い装着感」だったのに対し、MTW5は耳にしっかり収まる感覚があります。長時間つけていても痛くならず、歩いてもズレませんでした。
とはいえ、物理的にしっかりと入っている感覚が強いので、いわゆる「異物感」は結構感じます。僕はMTW5の装着感は「良い」と感じたのですが、この「しっかり入っている感じ」が「窮屈」と感じる方もいるとは思います。
ソニー WF-1000XM6

フォーム型(ウレタン型)のイヤーピースを採用しているので、フィット感は圧倒的に良いです。耳の中でじわっと膨らんで隙間を埋めてくれる感覚があって、ポロッといきそうな不安はまったくありません。
ただ「フォーム型ゆえの面倒さも同時にある」というのが正直なところです。最大のフィット感を得るにはイヤーピースをギュッとつぶしてから耳に入れる必要があって、これを毎回やるのが思っていたより面倒でした。笑
僕は家では音質重視のフォーム型イヤホンを使うので、フォーム型自体には抵抗感はなかったのですが、毎日外で使うとなると、いちいちイヤホンケースを持ちながらギュッとやるのが結構大変でした。これが意外すぎる個人的な盲点。。。笑笑
また、こちらも不思議なもので、「フィット感が良い」と「装着感が良い」は必ずしも同じではないのだと、XM6を使っていても感じました。というのも、僕はこのXM6は長時間つけていると痛みが出てきてしまったのです。こればかりは相性の問題なのかもしれませんが、僕個人の耳にはMTW5の方が合ったみたいです。
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2

この4機種の中で一番付け心地が良かったのが、ATH-MK2です。
ステム型なので耳に密着する面積が少なく、カナル型でありながらギュッと押し込む必要がないので、長時間つけていても耳が痛くなりません。系統としてはAirPods Proに近い感じですが、個人的にはAirPods Proよりもさらに自然につけていられる印象でした。
さらに、付属のイヤーピースが「3種類の長さ」×「4サイズ」で計12組という充実ぶり。「大きさはMだけど、もう少し浅くつけたい」といった微調整が最初からできるのがすごくありがたい…! 長さの違うイヤーピースを選べるイヤホンって、かなり珍しいかと思います。これも、カスタマイズ性の高さに一役買っています。
テクニクス EAH-AZ100

ソニーのXM6よりも自然に装着できる感覚で、とにかく軽い。「つけていることを忘れる」という感覚はAZ100が一番です。イヤホン自体の密閉感は決してすごく高い訳ではないのですが、それでこの音質とノイキャンを実現しているのは、技術力でカバーしているとしか言いようがありません。
ただ、僕の耳の場合は、慣れるまでの違和感はこの4機種の中で一番ありました。慣れてしまえば全く問題なく使えるようになったのですが、、、ちょっと不思議な感じだと自分でも思うのですが。笑 人を選ぶ可能性は一番高いかもしれません。
音質|音は好みが出るだろうけれど…
音質は特に好みの問題が大きいので、改めて僕の好みを書いておきます。(結構贅沢なヤツです。笑)
・ボーカルがしっかりと前に出てくる
・「クリア」で「メリハリ」があり、それでいて低音のドンドン感がある。ドラムの乾いた音がちゃんと聞こえる感じ、最高。
・フラットよりは元気な音
・高解像度よりも量感が多い方が好き(一定の高解像度はもちろんほしい)
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5

今回の4機種の中では、一番音の量感が多く、それでいてクリアかつメリハリもある音だと感じました。高音のクリアさ、低音の深み、ボーカルの前に出てくる感じ、楽器の鳴り方、どれも非常に高水準です。
「高音質な音を、ノリよく楽しく聴ける」という印象で、バラードを聴いていたら泣きそうになるくらいの表現力です。とにかく「音楽体験」を楽しむことができる一台。EAH-AZ100の音が好きな方なら、たぶん好きになると思います。
逆に、前作MTW4の「繊細でフラット寄りな音」が好きだった方は、今回の進化によって「ちょっと元気すぎる」と感じるかも。このあたりが好みが分かれるポイントかもしれませんね。
さすがはゼンハイザー、音質については何の心配もないと思いますよ!
ソニー WF-1000XM6

イコライザーを触らない状態でも、かなりクリアでメリハリのある音質です。ボーカルが前に出てきてくれる感じも好みでしたし、一音一音の分離感がしっかりしています。
今まで僕はソニーのイヤホンに対して「音質はどちらかというとのっぺりとしたフラットなもの」というイメージを持っていたのですが、、、完全に偏見だったのかもしれません。いやはや、お見それしました。大変失礼いたしました……笑
ただ、他の3機種と並べると「音の量感が少し軽い」という感覚があります。「スカスカ」というほどではないのですが、ぐっと押してくる感じは弱め、というか。映画やアニメの視聴においては、この分離感と声が前に出るバランス感がかなり良い方向に働いてくれましたが、音楽だけで選ぶイヤホンかというと、少し悩むところです(もちろん、これも個人の好みの問題も当然あると思います)。
個人的には、「高機能で、そのうえ音質も素晴らしい」という立ち位置が、WF-1000XM6には一番しっくりきます。
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2

「綺麗な音」という表現がいちばん合います。クリアで明瞭、程よい低音の沈み込み、高音の伸びがあって、ボーカルも埋もれません。
ただ、メリハリ感という点では物足りなさは感じます。低音でドンと押してくるわけでもなく、高音が煌びやかに耳を驚かせるわけでもない。
それでも、迫力と落ち着きのバランスが素晴らしく、「余計な味付けはしないで、とにかく綺麗に届けてほしい」という方にはこれ以上ない一台だと思います。
にしても、、、aptX Adaptiveで接続したときの音の化け方にはめちゃくちゃビックリしましたね…! 情報量が一段も二段も増えた印象で、高音質コーデックが常時使える方であれば、音質面でも十分に候補になりうる一台だと感じたレベルです。
※ aptX Adaptiveの確認は、ゼンハイザーのBluetoothドングル BTD 700 を使用しています。
テクニクス EAH-AZ100

個人的には、このイヤホンを差し置いて「煌びやかな音」という言葉が似合うイヤホンはないのではないかと思うくらい…!
低音の沈み込み、高音の伸び方も本当に素晴らしくて、ボーカルの声もしっかり届けてくれます。楽器の響き方もすごく艶かしい印象で、何だろう、良い意味で「色っぽい音」だと思っています。笑
発売から時間が経っていますが、いまだに僕の一番好みの音はこのテクニクス EAH-AZ100です。音のメリハリ感、煌びやかさ、クリアさを求める方(「とにかく綺麗で色っぽく、かつ元気な音」という表現になるでしょうか)なら、個人的には音質だけでもAZ100を選ぶ理由は十分にあると感じます。
ノイズキャンセリング|比べなければどれも十分強力だよ!
XM6 > ATH-MK2 > MTW5 > AZ100
「比べなければどれも十分強力」というのが大前提です、、、が、やっぱり比べてしまうと差は感じました。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5

前作のMTW4から比べると、他のハイエンド機と張り合えるレベルにまで進化しています。そういう意味では、今までのシリーズからの進化ポイントとして一番高く評価できる点ですね! 特に低音のキャンセリングは非常に高く、いわゆる「ノイズ」と呼ばれる音はかなり消してくれます。
高音についても前作からかなり進化したとは感じましたが、他のハイエンド機と比べると”もう半歩”という印象は否めません。カフェで食器が当たるカチャカチャ音や、手元のパソコンの打鍵音は多少入ってきます。
とはいえ、全体の除去量を考えると人の声の除去は非常によくできている印象で、周りで話されていても全然気になりませんでした(もちろん、入ってはきますが)。
また、長時間つけているほど「いつの間にか音が自然に消えていた」という感覚になるのも独特で、これはハイブリッド・アダプティブANCが常時調整してくれているおかげなのかもしれません。音の消し方としては、WF-1000XM6に近いものを感じます。
「必要十分なノイキャンが搭載されていればok」という方であれば、間違いなく満足できるクオリティだと思います。
なお、今回のMTW5についてはゼンハイザー公式が「音のチューニングをノイキャンON時に合わせている」としているので、よくある「ノイキャンによる音質の劣化」を気にせず、ゼンハイザーの最高品質の音を楽しめるのが嬉しいポイントですし、それだけゼンハイザーがノイキャンに重きを置いていることがわかる気がします。
ともあれ、「音質を重視しつつ、高機能なイヤホンも欲しい」という方にとっては、これ以上ない選択肢になったと思いますよ!
ソニー WF-1000XM6

今回の比較4機種の中では、、、正直圧倒的ですね…!
もう言っちゃいますが、「とりあえずノイズキャンセリングが一番強いイヤホンがほしい」のであれば、WF-1000XM6一択。それくらい圧倒的です。笑
フォーム型という物理的な遮音性の高さに電子的なノイキャンが加わるせいか、どこで使っていても、音全体の消え方に違和感もなく、それでいて非常に強力です。「スー」っと音が消え、静寂が訪れます。マジで。笑笑
一応粗探しをすると、音全体の遮音性が高すぎるせいか、人の声が相対的に目立って入ってくる気はします。ただ、これはめちゃくちゃ気にしてやっと気になるレベル。カフェで隣の会話を聞こうと耳を澄ませばかすかに聞こえる、くらいなので、全く気にする必要はないでしょう。
※静かな環境(カフェや家)で使うと、何となくホワイトノイズというか、「音が残っているかんじ」を少し感じてしまいました。あまり指摘されていないと思うので、もしかしたらハズレ個体を引いてしまった可能性はありますが。一応記載させていただきます。

オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2

ノイズキャンセリングのクオリティは非常に高く、カフェでも電車でも飛行機でも不満を感じた場面はありませんでした。
中でも特筆したいのが、「Optimized」モードで周囲の騒音を測定してその場に最適化してくれる機能です。これを呼び出すと、ノイキャンのクオリティと自然さが一気に向上して、これもまためちゃくちゃ化けます。
この最適化操作はイヤホン操作に割り当てることができるので、その場その場で最適なノイキャンに調整することが可能です。ただ、毎回手動で呼び出す必要があるのが惜しいところで、常時自動になれば本当に文句なしでしたが……。
また、音の消し方については、この4つの中では一番「消している感」というか、何だかうまく言葉にできない違和感はありました。これも「比較したから気づけたこと」ではあるので気にする必要はないとは思いますが、音の消し方の傾向が、他のイヤホンたちとは少し違う印象を受けます。
テクニクス EAH-AZ100

電車の走行音やカフェで氷をガチャガチャ入れるような高音域のノイズ除去レベルは、正直、今回の4機種の中では一番低いと言わざるを得ません。もちろん、他と比べると一世代前に近い時間が経っているなかで、まだこのレベルで比較対象として張り合えていること自体が化け物じみたクオリティの高さを物語っていますが…、少なくとも、ノイキャンを理由にしてこのAZ100を購入する理由はないですし、むしろ、他と比べると足をひっぱる要因の一つになる可能性はあるかな、と。
ただ、まったく評価できない訳ではなく、人の声の遮音レベルは高くて、印象としては「すべての音を満遍なく自然に消している」感覚です。一番違和感のない消え方をしてくれているのは、このAZ100かもしれません。
外音取り込み|ノイキャンよりは差を感じられたかな
XM6 > ATH-MK2 ≧ AZ100 > MTW5
※「風切音についてはどれも問題なし」が前提です。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5
ノイキャン同様、前作に比べると驚くほどの進化を遂げています。移動中にノイキャンと外音取り込みを使い分ける等、普段使いで困ることはないと思います。
とはいえ、「取り込みの自然さ」で言うと、こちらは”あと一歩”という印象。高音域の入りがやや強く感じ、音域ごとの取り込み量のバランスがまだちょっとチグハグかなぁ、と感じました。そもそもイヤホンの装着感が強いため、今回の4機種の中では「何もつけていないように感じる」からは一番遠いです。
外音取り込みレベルは6段階ですが、個人的には下から2番目のレベルに設定するのが一番自然に感じました。
なお、しゃべっているときに自分の声が自然に聞こえるアンチオクルージョンという仕組みが入っているので、外音取り込みをオンにしたまま会話をしても違和感がありません。ここは嬉しいポイントですね!
ソニー WF-1000XM6
ノイキャン同様、4機種の中で一番レベルが高く、かつ「自然だ」と感じました。が、同時に「なんか機械的だ」とも感じる、何だか不思議な感覚でした。「自然に聞こえるように上手に作られた音」という感じに近いのかもしれません。
取り込みレベルは20段階で、個人的には17〜18あたりが一番ちょうど良い印象でした。20にすると取り込み過ぎに感じます。
※なお、静かな環境だと外音取り込みでもノイキャンと同様に「なんか音が残っている感じ」が気になる場面がありました。もちろん、こちらも「気にしたら気になる」レベルなので、そこまで気にする必要はありませんが……。
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2
かなり自然に音を取り込んでくれます。特に気になる点はなく、なんの不満もなく使えました。駅のアナウンスも、レジでの会話も、イヤホンをつけたまま普通に成立します。
外音取り込みでよくある「取り込んだ音が機械っぽい」「自分の声だけ妙に響く」といった違和感もありませんでした。本当に、良くも悪くも書くことがないです。笑
テクニクス EAH-AZ100
ノイキャンと異なり、外音取り込みについてはいまだに他の機種とも全然勝負できるクオリティだと思います! 他の最新機種と比べても、今なお取り込みの自然さは健在だと感じられました。
ノイキャンは、飛行機などかなり騒音が大きい環境だと力不足を感じてしまいますが、電車であれば音楽を流せば問題はありません。求める機能によっては、まだまだ実用的なレベルだと思います。
マイク・通話性能

それぞれ、iPhoneのボイスメモに保存したものとなります。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5
若干音がこもっている印象はありますが、WF-1000XM6やATH-TWX9MK2に比べると、電子的な処理をしていない自然な声に感じます。
これくらいの使える範疇であれば、個人的にはこの自然なかんじの方が好きなのですが、、、どうでしょうか?
ソニー WF-1000XM6
電子的な処理がされている感じは残っていますが、今回の比較の中では最も明瞭にしっかりと聞こえる印象です。
外音取り込みの自然さ、話している際に自動で取り込み量を増やして音楽を止めてくれる機能と相まって、通話をよくするという方は非常に使いやすい一台になると思います!
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2
WF-1000XM6同様、電子的な処理をしている感覚はありますが、その分だけハッキリと声を伝えてくれているように感じます。
通話性能についても、何も気にすることなく使用できる。これもまた、「万人受けするだろう一台」とオススメできる理由ですね!
テクニクス EAH-AZ100
ちょうど、WF-1000XM6とATH-TWX9MK2の処理レベルと、MTW5の自然さの中間にあるような印象でしょうか。
こちらも十分明瞭に聞き取ることができますし、AZ100は3台のマルチポイント接続が可能となっていますから、この機能性と相まって日常使いでも使いやすい一台だと思います。
イヤホンのデザイン・ケースの大きさ|AZ100の小ささが忘れられない男
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5

前作までの”伝統”とも言えたファブリック素材ケースから、マットな仕上げに変更されました。
デザインとしてはファブリック素材大好きだったので少し寂しい気もしますが、かなりスリムになっており、ジーンズのポケットに入れても気になりません。「持ち出しやすさ」は間違いなく向上していますし、他の機種と比較してもトップクラスに持ち運びやすくなったと感じます。
イヤホン本体も、金属ハウジングで高級感のある仕上がり。個人的には「これが嫌いな人はいないのではないだろうか?」と感じられる、派手すぎず、かといって没個性ではないオシャレで非常に洗練されたデザインだと思います。ええ、シンプルに好きです。笑
ソニー WF-1000XM6

「地味になった」という声をよく耳にする気がしますが、、、少なくともシルバーを購入した僕からすると、デザイン面はまったく気になりませんでした。
確かに高級感があるわけではないですが、「落ち着いた上品なデザイン」という印象です。
こちらも縦長のスリムな形状なので、収納面でコンパクトに収まるのがよき。個人的には高く評価しています。「もう一回り小さかったら完璧でした…!」というのは、欲張りな意見でしょうか。。。笑
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2

ケースのかさばり具合はこの4機種の中では一番ですし、その他の市場に出回っているイヤホンたちと比べてもトップクラスに大きい方だと思います。深紫外線除菌システムが入っている以上仕方ない部分はあるのですが、ポケットに入れて手ぶらで出かけたい方や、旅行などで小さいカバンに入れる際は気になるかもしれません。
イヤホン本体とケースのデザインも、人によって表現する言葉が変わる、評価が分かれやすいものな気がします。個人的には「無骨でカッコいい」と思うのですが、、、特徴がないとも言えますし、「野暮ったい」と言われるのも分かってはしまう。なかなかコメントが難しい一台かも。笑
テクニクス EAH-AZ100

とにかく小さい! が、これだけで個人的には最大の評価ポイントで、「持ち出しやすさ」の観点でいうと、今回の4機種以外と比較してもトップクラスだと思います。
何より、各機能では他3機種に抜かれつつある部分が出てきていますが、この小さなイヤホンにこれだけの高音質・高機能を詰め込んでいることこそが、このEAH-AZ100が評価されるべき点だと僕はいまだに強く感じています。(どうしてもAZ100の小ささを忘れられない男なのです。笑)
機能面・操作性・カスタマイズ性|個性と思想を感じられるポイント
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5

今作から、いわゆる「空間オーディオ」のDolby Atmos機能が追加されました。で、実際に使ってみたのですが、、、ほとんど変化を感じない…!笑
意識して聴けば確かに音場が広くなった感覚はありますが、僕はボーカルが悪い意味で遠く感じられるようになってしまったので、結局使っていません。ただ、BGMやクラシックなど、音楽そのものを流す・聴く際は良いかもしれません。
その他、サウンドパーソナライゼーションは健在ですし、イコライザーも流れる音を聴きながら簡単に設計できるようになりました。サウンドパーソナライゼーションとDolby Atmosは併用ができないので、どちらも使いたい方はイコライザーで音を好きなように調整する必要があります。個人的には、MTW4よりもパーソナライズの恩恵が少なくなったように感じます。これはおそらく、元々の音がより好みの音に近いからだと思います。
操作そのものはシンプルです。長押しで音量調整はできますが、イヤホンに割り当てられる機能が少ないのが惜しいところ。Dolby AtmosのON/OFF切り替えやイコライザー切り替えが割り当てられないのが、音を楽しむことができるゼンハイザーにないのが個人的には残念。「Dolby Atmosだけでもアップデートで入れてくれたらなぁ」と切に願います。笑
また、今回のMTW5で注目されているのが、「バッテリー交換が自分でできる」という仕組みです。半永久的にこのイヤホンが使える可能性が高まったというのは嬉しいポイントですが、対応バッテリーは公式が「EUおよび一部の国で入手可能」と記載しており、日本でバッテリーを入手できるかはまだ確定していません。
個人的には、これで「日本はバッテリー交換できません」とはならない、、、とは思いますが、一応「設計として可能になった」ことと「今すぐ日本で交換できる」ことは、現状では別の話だと考えておくのが無難かと。これを買う理由にはせず、あくまで「おまけ」だと今は思っておくのが良いでしょう。
ソニー WF-1000XM6

システム的な機能は十分すぎるほど備わっていると感じます。
個人的には、ほとんどの音楽サブスクが自動で音楽を流してくれる機能に対応している点が嬉しいですね! 「自動でおすすめ音楽を流してくれる機能」は最近のイヤホンにはよくある機能ですが、ほとんどがSpotify、あってもAmazon Musicという印象です。それがXM6の場合は、Apple MusicとYouTube Musicにも対応してくれています。
ほかにも、スピーク・トゥ・チャット、ヘッドジェスチャー、状況に合わせてノイキャンや外音取り込みのレベルを自動で調整してくれるアダプティブサウンドコントロールなど、とにかく機能はてんこ盛りです。あとは、360 Reality Audioの対応コンテンツをもっと増やしてくれたら完璧ですね。
だからこそ、イヤホン本体のカスタマイズ性がさらに良かったらなぁ、とは思ってしまいます。
一応「カスタム」として自分で機能を割り振れるのですが、その種類は少なめ。再生・停止、曲送り・曲戻し、音量調整、ノイキャンと外音取り込みの切り替えといった普段使う基本操作はイヤホンだけで完結しますし、長押ししている間だけ外音を取り込める「クイックアテンション」は、駅や電車のアナウンスをちょっとだけ聞きたいときにかなり便利です。
ただ、せっかくアプリでたくさんの機能を使えるので、これらを一部だけでもイヤホン操作でオン・オフできるようになればさらに良くなるのになぁ、と思ってしまいます。粗探しなのは間違いないのですが、ファームウェアアップデートでこのあたりを良くしてくれたら嬉しいですね!
オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2

カスタマイズ性は、今回の4機種の中では圧倒的に多彩です…!
まず、タッチセンサーだけでなくステム部分に物理ボタンもついているので、2種類の入力を使い分けられます。操作しやすいタッチセンサーと、誤操作が起きにくい物理ボタンの二刀流。意外とありそうでないんですよね。
もちろん、1つの機能を複数の場所に登録することもできるので、本当に好きなように配置をいじることができます。イヤホン本体だけで操作できる、しかもそれが自分で設定した配置なだけで、本当に便利さが爆上がりします…!!
また、イヤーチップもそれぞれに4サイズ展開なだけでなく、3種類の「長さ」が違うものまで用意されています。4サイズ×3種類で合計12組ものイヤーピースが同封されているわけ。これもまた、イヤホン本体のカスタマイズ性の高さに一役買っています。
ケースには、「深紫外線除菌機能」がついているのも面白いポイント。もちろん、除菌されているかなんてのはわかりませんが、気持ち的に清潔に使えるだけでも、何となく嬉しい気分になるのは僕だけでしょうか。笑
アプリでは自然音の再生ができたりと、「他にはない便利機能が豊富」という印象で、それらが腐りにくいのが特徴だと感じています。
テクニクス EAH-AZ100

AZ100最大の特徴は、やはり3台同時マルチポイントに対応していること、それでいて接続の優先順位を選べることですね!
この4機種比較に限らず、このマルチポイントの充実さは完全ワイヤレスイヤホンでは唯一無二に近いと思います。スマホ、PC、タブレット等、複数のデバイスをApple純正のシームレスささながらに行き来したいという方は、非常に大きなプラスポイントになると思います。
その他の機能面については特筆することはないのですが、イヤホン本体への機能の割り振りは自由にカスタマイズ可能ですので、「余計なものはつけず、便利なものだけ」というシンプルさが、逆にミニマルな感じがして個人的にはわかりやすいですね!
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5 の総評

「音質のゼンハイザー」に、ついに機能もついてきた!!
こんな方にオススメ!
・予算にはそれほどこだわりがなく、まずは音質を求めつつ機能面も妥協したくない方
気になる点
やはり価格は、、、ぶっちゃけ高いです。笑
公式ストアで49,940円。ゼンハイザーは各所で割引されることが多かったりポイントの優遇があったりしますが、それでも発売してすぐの2026年秋の相場感としては45,000円前後です。
Amazonプライムデーなどで割引対象になることが多いので、購入の際はタイミングを見るのもオススメです。
👉 ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5 の詳細はコチラ!

ソニー WF-1000XM6 の総評

ノイキャン・外音取り込みを最優先するなら、現時点の最適解!!
こんな方にオススメ!
- 何より優先するものがノイキャンや外音取り込みで、それでいて音質にも妥協したくない方
- 通勤、カフェ、仕事、旅行と、一台を幅広いシーンで使いたい方
気になる点
強いて挙げるとすると、フォーム型イヤーピースである点でしょうか。
装着感のところで書いたように、フォーム型が合う方には最高のフィット感を得られますが、毎日使う前提だと「ギュッとしてから入れる」手間が意外と気になる可能性があります(これは僕自身の感想)。
とはいえ、現在のハイエンド機の値段が5万円近くまで上がってきていることを考えると、この価格帯でWF-1000XM6のクオリティは、個人的にはむしろお買い得に見えてくるほどです!

オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2 の総評

「どれも一長一短で決めきれない」という方へ、万人向けの一台です!!
こんな方にオススメ!
- 癖のないバランスに優れたハイエンドイヤホンが欲しい方
- ステム型が好きな方、フォーム型が苦手な方
- イヤホン操作を細かく自分仕様に組みたい方
気になる点
冒頭でも記載させていただいたように、僕が「万人にオススメできる一台」が、このATH-TWX9MK2です。
ただこれは、「尖った特徴がない」という裏返しでもあります。特に、「〇〇から買い替え」となると、その買い替え理由が何であれ、おそらく刺さりにくい一台だとは思います。
あとは、ケースが大きめなのでポケット派の方だけご注意を。
とはいえ、「初めてのハイエンドイヤホン」や「どれも一長一短で迷っている」という方には、かなり強くオススメできる一台なのは間違いありませんよ!
👉 オーディオテクニカ ATH-TWX9MK2 の詳細はコチラ!

テクニクス EAH-AZ100 の総評

一世代前でも戦えるクオリティ、やっぱりバケモンです。笑
こんな方にオススメ!
- 小さくて軽い、それでいて高機能なイヤホンを求める方
- 3台のデバイスをストレスなく行き来したい方
- 中古でも良ければ、25,000円前後で高水準な一台が手に入る!
気になる点
他のイヤホンと比べると、どうしても一世代前という感は拭えません。
とはいえ、2025年1月発売のイヤホンを、2026年秋の今も比較対象として並べていること自体が、このイヤホンのクオリティの高さを証明しているとも思います。
各機能では徐々にNo.1の座を明け渡しつつある部分はありますが、このサイズ感でこのクオリティは今でも本物です。カラーやバージョンが追加されてはいますが、今から購入するなら、中古で25,000円前後を狙うのが現実的で妥当な選択ではないかと個人的には感じますね!
👉 テクニクス EAH-AZ100 がNo.1に輝いた以前の比較動画はコチラ!
まとめ|どれを選んでも後悔はしない。あとは何を優先するか
ここまでの比較をフローチャートで整理します。

文字にするとこんな感じ。
予算が決まっている場合は下記の通りです。
最後に改めて、僕が自分で選ぶ一台は「ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5」です。
実際に使ってみて、ノイキャンと外音取り込みがしっかり付いてこの音質のクオリティ(しかもかなり俺好みの音)というのが、外での作業での集中力、移動中の静寂、リラックスタイムの音楽などなど、今の僕の用途には限りなく正解に近い一台なのです。まぁ強欲なことを言えば、「MTW5の中身+AZ100のケースサイズ+ATH-MK2のイヤホン本体」が今の僕の理想なのですが…。笑
ともあれこの4機種の中から一台選ぶなら、それぞれに選ぶ理由は十分あります。ぜひあなたに合った一台を見つけてみてくださいね!



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