みなさんこんにちは! 映画などのレビューを行っている旅狼のレビュー小屋です!
今回は、「4DXとMX4Dの違い・どっちがいいか」について、実際に両方を観てきたからこそわかる視点でご紹介します!
ネットでは「4DX > MX4D」という人気度だったのですが、果たしてそれが嘘か真か…。今回は実際の体験感想とともに、4DXとMX4Dの違いやそれぞれの魅力をお届けしていきます。感想は『Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring song』で観たときのものが中心ですが、他の作品で観たときも同じ印象だったので、どの作品にも共通する話として読んでいただければ問題ありません。
どちらを観に行こうか迷っている方、オススメはどちらか気になる方は、ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね!
【結論】4DXとMX4Dはどっちがオススメ?

最初に結論からお話ししてしまいます。
「4DXとMX4Dってどっちがオススメ?」と聞かれたときの答えは、、、
ものによる!
です!笑
なぜなら、4DXとMX4Dは同じ”4D”ですが、演出の印象が結構異なるからです。
一言で言ってしまうと、
4DX = 自然な表現
MX4D = 大迫力
ですね!
なので、観たい作品がどういう雰囲気か、あなたがどんな”刺激”を求めているかによって、オススメが変わってきます。
とはいえ、どっちを観るか迷っているのなら、、、
まずは4DXから観ることを個人的にはオススメします!
理由は、この記事の後半でお話ししています。
データで見る! 4DXとMX4Dの違い
まず、4DXとMX4Dの基本的な違いを見てみましょう。
| 4DX | MX4D | |
|---|---|---|
| 開発 | CJ 4DPLEX社(韓国) | MediaMation社(アメリカ) |
| 主な上映映画館 | シネマサンシャイン(池袋、平和島、ららぽーと沼津など7館)、ユナイテッド・シネマ、109シネマズなど | TOHOシネマズ(新宿、六本木ヒルズ、なんばなど8館) |
| 料金(2D) | 通常料金に+1,000~1,300円程度 | 通常料金に+1,300円(TOHOシネマズ新宿の例) |
| 料金(3D) ※3Dメガネ代含む | 通常料金に+1,500円(ユナイテッド・シネマ豊洲の例) | 通常料金に+1,300円〜1,500円程度 |
| それぞれにしかない演出 | 首元への温風 | 首元への風の刺激 |
※2026年10月時点の情報です。実際の金額は、観に行く劇場の料金ページで確認してください。
※上映映画館は、4DXならシネマサンシャインの4DX劇場情報、109シネマズの4DXページ、ユナイテッド・シネマの4DXページ、MX4DならTOHOシネマズの劇場案内で、MX4Dのアイコンが付いた劇場を確認できます。
4DXとは?

4DXは、韓国の「CJ 4DPLEX社」が開発した体感型の上映サービスです。映画の映像に合わせて座席が動き、風や水、煙などの演出が加わります。
MX4Dとは?

MX4Dは、アメリカのロサンゼルスに本社を置く「MediaMation社」が開発した体感型の上映サービスです。4DXと同じく、座席の動きや風・水などの演出で、映画をアトラクションのように楽しめます。
ULTRA 4DXとは?

4DXと、正面に加えて左右の壁にも映像を映す「ScreenX」を組み合わせた上映フォーマットとして、「ULTRA 4DX」もあります。4DXのシステムはそのままに、左右にもスクリーンがある劇場です。ただし、左右のスクリーンは常に映像が流れているわけではなく、劇場によっては正面より色味が薄く、画質も粗めなのは注意点です。
導入劇場は2026年10月時点で、グランドシネマサンシャイン池袋(東京都)、109シネマズグランベリーパーク(東京都町田市)、シネマサンシャインららぽーと沼津(静岡県)、アースシネマズ姫路(兵庫県)の4ヶ所となっています。
僕は『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』と『超かぐや姫!』をグランドシネマサンシャイン池袋のULTRA 4DXで観ましたが、特に、『チェンソーマン』はぐわんぐわん動く座席、『超かぐや姫!』では座席の動きに合わせた風の流れと3面スクリーンの使い方によって、どちらも映画の世界にのめり”込まされた”感覚がめちゃくちゃありました!
👉 ULTRA 4DXの詳細、IMAXやDolby Cinema、ScreenXとの違いは、コチラの記事でまとめています!

4DXとMX4D それぞれの違いと感想
では、具体例として『Fate/stay night』の映画での印象を使いつつ、4DXとMX4Dのそれぞれの感想を書いていきます。
もちろん、他の映画も見てみてどんな映画にも共通の感想だと感じていますので、ぜひあなたが見たいと考えている映画に合わせて参考にしてみてください。
※ここから先は、Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring songのネタバレを含みますのでご注意ください。
4DXの良かった点|とにかく演出が”自然”
![4DX_Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring song](https://i0.wp.com/www.tabirou.com/wp-content/uploads/2020/09/4DX-Fate-HF.jpeg?w=1207&ssl=1)
4DXは、“自然な”演出という印象を強く受けました。
何が“自然”なのか、と言われるとなかなか表現が難しいのですが、演出の細かさと、会場全体を使った演出がそう感じさせるのではないかと感じました。
特にMX4Dと大きく違いを感じたのが、シートへの刺激と風、そして首元の温風の演出です。
シートへの刺激|振動の強弱まで伝わってくる

シートの振動や背面からの刺激が、4DXはとても繊細なように感じました。
車の振動や戦闘シーンの振動では違いをより感じました。本物の車に乗っていると椅子が小刻みに揺れると思います。あの感覚が、リアルに伝わってくるのです。MX4Dだと、この繊細さが表現できていませんでした。
戦闘シーンも、常に一定の刺激ということはないですよね。その細かな刺激の違いまで、4DXは表現されていました。
風の演出|劇場全体に、四方から吹いてくる

シートへの刺激以上に違いを感じたのが「風の演出」です。
MX4Dの風の演出は、顔にめがけてと足元に“シュッ!”と強めの風が多かったのに対し、4DXは劇場内全体に吹き付ける風が多く、しかもそれが四方から吹いてくるのです。特に、風を切る疾走感は4DXでしか味わえないものでした!
『Fate/HF』でいうと、アインツベルン城から綺礼がイリヤを連れ出して森を駆けるシーンや、ライダーとセイバーオルタの戦闘ですね! シートの揺れや傾きと相まって、木々を避けながら走っていく感覚や、ライダーの高速戦闘の疾走感は本当に凄かったです!
とにかく演出が“自然”で、“スッと“迫力あり疾走感ありの戦闘に引き込まれる感覚になりました。
首元の温風演出|4DXにしかない臨場感

首元への温風は4DXだけの演出なのですが、僕はとても好きでした!
『Fate/HF』でいうと、セイバーオルタのエクスカリバーの光線による熱風、ゾウケン虫がマグマに落ちる際に感じる熱ですね。
熱はさらなる臨場感を味わわせてくれました。これはMX4Dにはない演出なので、大きな違いになると思います!
4DXで気になった点|水の演出は「臨場感」より「不快感」

逆に4DXで気になった点を言うと、「水の演出」でした。
今回観た『Fate/HFⅢ』には、雨が降ったり水をかぶったりするシーンがなかったのですが、それでも演出で、上から水が降ってきたり前から水が吹きつけてくるシーンがありました。それがどこかと言うと、「血しぶき」のシーンと「黒化の泥をかぶる」シーンだったのです。
確かに「濡れる」という意味では合っているのですが、、、この演出を使うには場違いな気がします。「臨場感」よりも「不快感」が勝ってしまいました。なのでここは減点ポイントです。
単純に水のかかり方も、「なんか濡れたんだけど…」みたいな感じなんですよね。ここは繊細さが逆に”中途半端”になってしまっているのかな、と感じた場面でした。
※水の演出は、手元のスイッチでオフにできる劇場もありますので、正直オフでもいいかなぁ、と個人的には感じます。

MX4Dの良かった点|迫力は4DXを遥かに凌ぐ
![MX4D_Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring song](https://i0.wp.com/www.tabirou.com/wp-content/uploads/2020/09/MX4D-Fate-HF.jpeg?w=1207&ssl=1)
続いてMX4Dについて。
4DXの方ですでに比較として書いてしまいましたが、、、MX4Dは“迫力ある”演出という印象。そう、とにかく「迫力」という部分では、MX4Dが4DXを遥かに凌いでいるように感じました! シートの揺れや動きが激しい分、戦闘に“グッ”と“ドンッ”と引き込まれるのです。
『Fate/HFⅢ』だと、バーサーカーが追ってくるシーンの地響きや、高速で動くライダーに対し高火力で押し切るセイバーオルタの攻撃などは、4DXよりも迫力がより感じられました!
実は僕、2日連続でMX4Dと4DXの『Fate/HFⅢ』を観たのですが、最初に観たのがMX4Dの方なんです。で、MX4Dを観た後に4DXを観ると、「なんか物足りないなぁ…」と感じる場面があったのです。それくらい、MX4Dは「ド迫力の演出!」という印象を受けました。
MX4Dの気になった点|悪く言えば「大味」

MX4Dは良い点と気になった点がコインの裏表のようなかんじです。シートの揺れや動き、風の吹き付けなど、よく言えば「大迫力」、悪く言えば「大味」なんですよね。
特に足元への風の吹き付け、こちらが少し気になりましたね。「とりあえず足元への刺激には風吹かしとけばいいよね」みたいな感じで足元に風が吹き付けるのですが、それがすべて同じ強さなんです。「いや、こんなに足元に吹き付けんだろ」という印象を抱きましたね。。笑
あとは、風が吹き付けるタイミングでいちいち「シュッ!!」という音が立ってしまっている。これも結構気が散るので、個人的には気になったポイントでした。。。
4DXとMX4Dの違いをまとめると…

ということで、Fate/stay night [Heaven’s Feel] Ⅲ.spring songでの実体験を書きつつ、4DXとMX4Dの比較レビューをしてきました。改めて違いを表にすると、こんな感じですね!
| 4DX | MX4D | |
|---|---|---|
| 印象 | 繊細な演出で、“スッ”と導かれるように映画の世界に「入り込む」 | 迫力ある演出で、“ググッ”と押し込まれるように映画の世界に「のめり込む」 |
| 座席の動き | 強弱の違いまで感じられる、細かな揺れと振動 | 大きく揺れ動く |
| 風 | 劇場全体に、四方から吹く | 顔と足元に、強めに吹き付ける |
| 温風 | 首元に吹き、効果的な演出。 | なし |
| 特に合う場面 | 疾走感やリアルさを感じたいシーン | 激しい戦闘シーンや、恐怖による寒気・悪寒を感じるシーン |
| 気になった点 | 水の演出はもうちょっと改善の余地あり | ところどころ過剰な刺激、強すぎる演出と装置音 |
【結論】4DXとMX4Dは使い分けるのがオススメ!
ということで、今回は4DXとMX4Dの違いをまとめてきました。
4DXの方が良かった点が多く、気になった点が少なかったのは事実です。ですが、どちらも良し悪しがあって、一概に「こっち!」とは言えないと僕は感じました。これが最初に「ものによる!」と書かせていただいた理由です。
ただ、それだと「4DXとMX4Dのどっちがオススメか?」という質問にお答えできていませんので、最後に、それぞれにオススメな映画の種類と、観るべき順番をお話しします。
4DXにオススメな映画|疾走感がウリの作品
自然な演出による臨場感を感じられる4DXは、
・激しい戦闘が一部だけ
・疾走感溢れる感覚がウリ
という映画にオススメです!
MX4Dにオススメな映画|ド迫力のバトルや爆発がウリの作品
大迫力な演出による没入感がたまらないMX4Dは、
・ド迫力のバトルや爆発がウリ
という映画にオススメです!
どっちから観るべき?|迷ったら、まずは4DX
とは言っても、一つの映画に両方の要素があることはよくあると思います。そんな映画の場合は、まずは4DXから見ることをオススメします!
正直、4DXでもシートは結構揺れます。まずは4DXで、「4Dとはどういうものなのか」ということを体感した方が、体がびっくりしないと思います。笑
その上で、「MX4Dの大迫力さとはどんなものなの??」と気になる方は、MX4Dも観てみるのがオススメです。
何度も書いたように、振動の強さや迫力でいうとMX4Dの方が勝ります。なので、MX4D→4DXの順で見てしまうと、シーンや作品によっては「あれ?これだけ?」と物足りなく感じてしまうかもしれないのです。そういう意味でも、「とりあえず、迷ったら4DX!」とオススメします!
4DXとMX4Dの総評|どちらも映画の常識が変わる体験

今回は、実際の4D鑑賞の感想を挟みつつ、4DXとMX4Dの違いについてお届けしてきました。
4DXにしてもMX4Dにしても、どちらもまるでアトラクションに乗っているかのような感覚です。「映画館で観るからこそ味わえる臨場感や没入感」を求める人にとっては、4Dは新たな映画の楽しみ方となること間違いなしです!
そのうえで、どういった刺激をより求めるか、その映画の内容的にはどちらの方が合いそうなのか。疾走感や自然の演出がより合うのなら4DX、ド派手で大迫力な演出がより合うのならMX4Dという棲み分けになるでしょう。
4DXもMX4Dも、気になるのならぜひ体験してみてください! きっと、今までの映画の常識が変わりますよ…!!
👉 IMAXやDolby Cinema、ScreenXまで含めた上映フォーマット全体の違いと選び方は、コチラの記事でまとめています!

「どのVODが一番いいの?」とお悩みなら、『Hulu』か『U-NEXT』で決まり!
○Hulu
幅広いジャンルが見放題! 特に海外ドラマのラインナップは全VODでもNo.1と言われています。
海外の作品に興味がある方に特にオススメです!
○U-NEXT
最新映画からアニメ、海外ドラマ、韓流ドラマまで、見放題作品数が全VODでNO.1! 毎月1,200円分のポイントが貰えるため月額は実質989円でありながら、雑誌や書籍など本の読み放題までついています!
1つのVODで日々のエンターテイメントを完結させたい方に特にオススメです!
2024年夏から、世界最高峰のサッカーリーグ「プレミアリーグ」の放映も決定!!ますます「U-NEXTならすべてまとめられる!」という状態になってきたのが嬉しいポイントです!!



コメント