【書評】ホリエモンの『多動力』の感想・要約・名言|オススメの読み方は?

【書評】ホリエモンの『多動力』の感想・要約・名言|オススメの読み方・読みべき?人を動かす?

みなさんこんにちは! ビジネス本などのレビューを行っている旅狼のレビュー小屋です!

今回は、”ホリエモン”こと堀江貴文さんの著書『多動力』についてブックレビューをしていきます!

発売から話題となり大ヒットした一冊で、今では漫画にもなっています。さまざまな場所でフィーチャーされたそんな『多動力』について、内容の要約や感想、名言や読み方を書評していきます。

どんな人にオススメか、読むべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!

『多動力』 感想と要約

早速、『多動力』の感想を内容の要約をあわせてお話ししていきます!

読み終えた率直な感想

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』-感想と要約

『多動力』のページ数は220ページほどと特に少ない感覚はありませんが、各トピックが見開き2〜3ページでまとまっているので、非常にテンポよく読めるのが最大の特徴だと感じました。一気に読んでいけば2,3時間あれば読み終えることができるでしょう。

さらにここに、鋭い言葉で語っていく代名詞の”ホリエモン節”が加わるためよりテンポが良くなっていると思います。”ホリエモン節”については個人差があると思いますが、僕は良い意味で内容が抵抗感なく頭に入ってくる感覚でした。

「多動力」の意味と全体の主張

題名の「多動力」については冒頭で、

これからは、あらゆる産業のタテの壁が溶け、すべての産業がインターネットを中心とした「水平分業型モデル」となっていくだろう。このかつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。

と説明されています。

そして、『多動力』を通しての主張としては「とにかく、やりたいならやってみろ!」ということだと感しました。

「とにかく走り出してしまって、走りながら修正していけばいい」「始めてしまえば、必要な知識やノウハウはその中で身につくもの」という内容なので、「やらないと…!」という気持ちを引き立たせてくれるのは間違い無いですよ!

『多動力』の読み方

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_感想と要約-読み方

この本を「こんなの現実的じゃないよ」と言ってしまう人こそが、一番この本で思考を変えないといけない人なのだと感じました。

『多動力』には、極めて現実的な事実と「それをやれたら苦労しないよ!」と言う突拍子もないことが混じっているのは事実です。どちらも極端ではあるのですが、だからこそその中で「これなら自分もできるかも」という何か一つでも、日々の中で意識して行動に移すと新しい自分につながるのではないでしょうか。

ですので『多動力』は、「自分に活かすのならどう使おうか」と常に考えながら読むのがオススメの読み方です。

各章の最後には”JUST DO IT”という「やってみよう」の欄もあります。これもいきなり全てやるのはハードルが高いと思いますので、自分ができることをピックアップし、「これだけは絶対にやってみる」と少しずつ自分を変えていくのがオススメですよ!

『多動力』はこんな人にオススメ!

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_感想と要約-読むべき?どんな人にオススメ?

『多動力』で言っているとにかく大切なことは、「考えてばっかりいないで行動に移せ」ということです。やりたいことがあるなら今を大切にしろ人の目ばかりを気にするなってね。

本を読んで何か感じて行動に少しでも移せば「読んだ価値があった」となりますし、ただ批評しておしまい、読んだだけです、では何の意味もない。どの本もそうですが、それを改めて痛感させてくれました。

もちろん具体的なアイディアも書かれていますし、「これは自分の仕事や生活だったらどう応用できるだろうか」と自分事として読み方を意識していれば行動指針が立つ場所もあります。ただ、全体としては「やらないと!という気持ちを引き立たせてくれる本」だと思いました。

ですので『多動力』は、具体的なアイディアを求めている方よりは、「最近気持ちが入らないんだよね」「やりたいことはあるけど自信がないんだよなぁ」と感じている「やる気を再燃させるきっかけが欲しい人」にオススメです。

気になる方はぜひ立ち読みなどをしてみて、内容が今の自分に合うかどうか簡単にチェックしてみてくださいね!

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『多動力』の名言

ではここからは、僕個人に刺さった『多動力』の名言学びがあった内容を要約していきます。どんな内容が書かれているのか、どんなことが学べるのかを知る上で参考にしてみてください!

「情報」そのものに価値がある時代は終わった。今は「その情報をいかに使うか」に価値がある。

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_名言・要約

かつて「情報」はほんの一握りの人間しか手に入れることができませんでした。なので「情報」そのものが商品として扱われ、価値を持っていました。しかし、インターネットの普及によって誰もがある程度のレベルでなら情報を手に入れることができるようになりました。

つまり現代は、「情報」そのものに価値があるのではなく、「正しい情報をいかに使うか」に価値があるのです。

加えて、これからは情報を開示することでみんなで良いものを作りシェアしていく「オープンイノベーション」の時代です。そんな時代で一つのことをじっくりやっていては、どんどん世界に置いていかれてしまいます

なので、「とにかく始めてしまう」のが大切なのです。必要な知識やノウハウはやっているうちに自ずと身につくもの。見切り発車でトライ&エラーを繰り返した方が確実に力になります。

「準備ができたら始めましょう」ではなく「とりあえず始めて後から修正しましょう」と考えていくのが、これからの”情報社会”なのです。

一つのことを1万時間やり続ければ100人に1人になれる。

一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる

p.32

と、ホリエモンは言います。

1万時間は一日6時間やったとして5年です。そして、「これをいくつ組み合わせることができるかで自分の価値が決まる」とも言っています。

つまり、1/100 × 1/100 × … × 1/100 と、1/100をいくつ掛け合わせられるかによって、自分が能力的にどれくらい希少な価値を持つか計ることができるというのです。

ホリエモンはこれを、「肩書きを並べる」と言っています。「肩書き」とは、文字通りの学歴や資格だけでなく、「これができる」「これを続けている」ということでも良いです。

大切なのは、「たとえ”誰にでもできること”しかできなくても、それをいくつも組み合わしていけば、いつの間に稀有な人材になっている」という考え方なのです。

一つ一つを見たときには自分の強みにならないかもしれないが、組み合わせれば強みとなる、そんな生き方がこれからは必要なのです。

完璧主義ではなく完了主義を目指す。

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_名言要約-完璧主義ではなく完了主義・飽きるとは?

大切なのは、緩急を使いこなすこと。

すべてに全力投球で息切れしてしまったら元も子もないし、こだわりすぎて完成が遅れる、習慣化したいことが蔑ろになるなんてもってのほかです。仕事であれば、人に任せられることは任せてしまう。一部の仕事は手を抜く。それも時には必要なのです。

もちろん、一度手をつけたのなら必ずやり切るというのは大前提です。

「飽きる」というのは成長したことの証

一度徹底的に深くまでハマり、あっさり次に移る。それを怒涛の速度で繰り返して点と点を繋げることこそ、「多動力」につながるのです。

ただし、この場合の「飽きる」とは「80点のレベルに達した」ことを言います。そして一つのことにハマっているときはいろいろなことに手を出すのではなく、そのことに集中するのが大切です。

実際、同時期に多くのものをバランスよく伸ばしていくよりも、一つ一つを短時間で徹底的に伸ばしたほうが定着が良いものです。日本人が中高6年間で英語を勉強しても身につかないのに、1年間留学にいけば大体話せるようになってくる理由がここにあります。

これが名言である、

サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

p.56

の本当の意味です。

「やりたいこと」があるのなら「やらないこと」を決めないといけない

やりたいことがあったり24時間を出来るだけ有効に使いたいと考えているのなら、「やらないこと」を決めましょうそして「自分の時間」を奪っていく人、つまり「付き合わない人」も決めるべきです。

誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり愛想を振りまいて生きていたら、自分がやりたいことができないままに人生は終わってしまいます。

何かを成すためには、必ず何かが犠牲になります。これはスポーツでも学業でもビジネスでも、どんな分野だったとしても”成功者”が口を揃えて言っていることです。

質問と会議の三原則

解決したい問題を明確にする(冒頭の余計な文言は不要、結論を先に言う)
必要な情報を集める
感情論を排しロジカルに判断し進める

文字にすると当たり前だが、これが出来ていない人が多すぎるとホリエモンは言います。

そして、良い質問をしたり正しい判断をするためには、前提条件となる情報や知識も必要です。知らなければ素直に聞いたり調べれる努力をしないといけないし、これらを身につけておくために必要な土台となるのが「教養」なのです。

どんな分野についても、知っていることが多いというのはそれだけ「教養」の深さに繋がるものなのです。

仕事の速さは物理的な速さではなく「リズム」で決まる。

仕事の速さは「物理的な速さ」ではなく「リズム」で決まるものです。

どんなにタイピングが速かったり思考スピードがあったとしても、スマホに気を取られていたり電話やメールにいちいち対応していたら、仕事はなかなか進みません。

自分のリズムを崩す人やモノを消し去り、障害物のないキレイなコースを走り切るイメージが、仕事をする上で、あるいは自分のやりたいことをやっていく上で大切なことなのです。

それでも忙しい人は、「仕事のトリアージ」をしましょう。優先順位をつけることがとても重要です。

やりたいことはやりたいときに全部やってしまえ。

多くの人は、自分の枠を勝手に決めてしまっているのだ。 会食は1日1組、ライブは1日1回、デートは1日1人…などなど。 そんな常識は誰かが勝手に決めただけで、何の根拠もない。 猛烈に何かを極めたければそんなストッパーなんか外して、極端なまでに詰めこまないといけない。 他人がのんびり平均的な人生を過ごしている間に、次から次へとハシゴして、他の人がたどり着かない高みまで登ってしまおう。

p.170

隙間時間を活用しよう。

何かを継続したり、常に締切を守り続けるためには、隙間時間を活用し、自分にストレスのかからないよう工夫したり仕組み化することが大切です。

1週間分の日記を最後の7日目にまとめて書くのはしんどいですが、その日の日記をその日のうちに少しずつ書けばそれほど苦にはなりません。

どんなことでも「毎日少しずつ」やっていくこと、これが結局一番大事なのです。どんな人間にも。

睡眠時間は絶対に削るな。

どんなに時間が無かろうが、睡眠時間を削ってはいけません削るべきは日中の無駄な時間であり、見直すべきは仕事のやり方や生産性です。

睡眠時間を削って集中力が落ちてしまっては本末転倒。「自分はショートスリーパーなんです」と言う人もいますが、本当にショートスリーパーの人はほんの一握りです。ちゃんと寝ることは人生において大切なことと考えておきましょう。

他人はあなたが思っているほどあなたに関心はない。

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_名言要約-とりえずやってみる

残念ながら、他人はあなたが思っているほどあなたに関心はありません

今まで出会った人の中で、どれくらいの人の顔と名前が今でも一致しますか? そもそも、自分の学生時代のこと、数年前のことを覚えていますか? 大きなニュースを覚えていますか?

ほとんど覚えていないのではないでしょうか? 他の人も同じです。いま恥をかいたとしてもいつか忘れ去られるし、そもそも杞憂に終わる可能性の方が高いです。

恥をかく勇気、失敗する勇気を持つことがなによりも重要なのです。何かをやりたいのであれば、周りの人の目を気にすることをやめましょう。

とりあえず手を挙げる。

小利口な人間があれこれ頭の中で考えて行動を起こせていない間に、余計なことは考えずとりあえず手を挙げるバカがチャンスを得る。こう言うシーンはよくあります。

小利口が癖になるとせっかく面白いのとが目の前にあるのに、一歩引いているせいでタイミングを逃してしまいます。ときには、考えるより先に飛び込んでみる勇気も必要なのです。

人間は加齢ではなく、新しいものに興味がなくなった瞬間に老いが始まるのだ。

ホリエモン(堀江貴文)の『多動力』_名言要約-老い・この瞬間を楽しむ

筋肉に絶えず刺激を与える、つまりトレーニングを継続することで、人は年齢を問わずある程度の健康を維持できます。それと同じように、未知なる刺激に接し続けていれば、自身を変革し続けるフレキシビリティー、つまり「多動力」はキープできるのです。

体も脳も精神も同じ。人間は加齢ではなく、新しいものに興味がなくなった瞬間に老いが始まるのです。

この瞬間を楽しむことを大切にする。

人脈を増やそうとあれこれ行動したり、アイディアを見つけたいと頭でっかちな考えだけで生きていては、役に立たないことの方が多いもの。

何か具体的な目的のための”手段”として人生を送ってはいけない。楽しむことがすべてなのです。好きなこと、おもしろいことをとことんやっていれば、手元に何かが残っているはずです。

時間を忘れるほど没頭する。この瞬間を楽しむことを大切にする。将来の夢や目標に縛られてはいけない今生きている時間、この瞬間を楽しまず、ただ歯を食いしばって努力したところで、思うような成果なんて得られないのです。

心から没頭し、楽しむからこそ成果が得られるものなのです。それを忘れてはいけません。


『多動力』 まとめ

ホリエモン(堀江貴文)『多動力』の書評-感想・要約・名言

ということで今回は、堀江貴文さんの『多動力』の書評をお届けしてきました! たったの数時間でこれほど多くのことを感じさせ、考えさせてくれる本はなかなかないと思います。

「とにかくやってみる」ということに重きを置いた一冊。「何かしたいけど一歩踏み出せない」という人はぜひお手に取ってみてください。きっと多くの刺激を得られること間違いなしですよ!

『多動力』 作品概要

【著者】
堀江貴文

【作品ジャンル】
ビジネス本

【出版】
幻冬舎・NEWS PICKS

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