尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?乾いている世代とは?感想・要約・ポイント

尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?乾いている世代とは?感想・要約・名言・言いたいことをまとめました!

みなさんこんにちは! ビジネス本などのレビューを行っている旅狼のレビュー小屋です!

今回のブックレビューでは、一時期大きな話題となった尾原和啓さんの著書『モチベーション革命』をご紹介していきます!

俗に言われる“今の若い奴ら”を「乾けない世代」と評しながら、彼らの「仕事への向き合い方」や「稼ぐモチベーション」についてを話しつつ、そうした若者のモチベーションを意識した組織づくりについて、「好きなこと」をして生きていく生き方についても書いている一冊。

「上の世代と考え方が合わない」という若者にとっては「そうか、だから合わなくて当然なのか!」と感じさせてくれ、「下の世代はなんでこんなに…」という上の世代の人たちにとっては「なるほど、そういうものなのか」と気付かせてくれる本になっています。

何かに向かうモチベーションを上げるために読むもよし、「世代間の融合」について学び、実際に行動を起こすためのアイディア探しに読んでもよし。そんな『モチベーション革命』について、 内容やあらすじ、感想や要約、印象に残ったポイントをお届けします!


『モチベーション革命』 内容の要約

尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?乾いている世代とは?内容の要約

この『モチベーション革命』では、前半は若者の精神的な部分や人間の心のお話、後半は、前半のモチベーションの話を踏まえた上での実際の行動ベースのお話となっています。

前半の内容 「乾けない世代」とは?

まずは、筆者の尾原和啓が「乾けない世代」と呼んでいる若い世代のモチベーションの上げ方についてが紹介され、そこから、AIやロボットによってどんどん仕事が代替されていくであろうこれからの時代の考え方働き方について語っていきます。

40~50歳以上の世代で、自己成長と社会貢献が繋がっていた世代、「世界一」や「〇〇を代表する会社」など”大きさ”を求める世代「乾いている世代」。一方、仕事と同レベルで「自分の時間」も大切にしたい世代、「〇〇のために」「△△を可能にする」など”意味合い”を重視する世代「乾けない世代」であると表現しています。

乾いている時代の時期は”何もなかった時代”だったのに対し、乾けない世代の時代は”すでにある時代”であるため、”何かを求める心”よりも”今を大切にする心””今あるものに新しい意味を見出す”といった視点を大切にしているということでした。

後半の内容 「”偏愛”や”WHY”を大切に!」

そうした世代間のギャップを踏まえ、後半ではこれからの時代のチームづくりや組織づくり個人での働き方について話が展開されていきます。

これからの時代で大切なのは、年齢や性別、人種を超えて、様々な強みを持つ人たちが上下なく発言しあえる環境弱みをカバーしながら信頼し合い、凸凹を埋めるかのようなチームを作っていくことだと提唱しています。

また、『モチベーション革命』全体として、「誰になんと言われようがこれが好き」と言える「偏愛」を重視しているように感じました。機械やAIは合理性を追求するものである。そんな機械が替わることができないことが、人間のみが持っている”非合理性”の塊である「偏愛」なんだ、そう言っていますね!


『モチベーション革命』の感想と評価

それでは、『モチベーション革命』の感想や評価、どんな人が読むべきかをお話ししていきます。

尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?乾いている世代とは?感想・評価

読み終えた第一印象

『モチベーション革命』を読み終えての一番の感想は、「とにかく読みやすい!」ということでした! 一気に読めば2〜3時間で読み終わりますから、買ってすぐに一気読みをしたり、飛行機の移動時間なのでザッと読んでしまうのも可能です。

普通のビジネス本くらいの厚さはありますが、一ページに書かれている量はそれほど多くなく、厚みの割にすんなり読めるという印象でしょうか。伝えたい内容がストレートにかつコンパクトに、わかりやすく書かれている気がしました。

書かれている内容そのものも、筆者の感覚としてはとても共感できましたし、学びの多いものとなりました。組織づくりや個人の働き方について語られている部分も、実際に自分の行動に移しやすいことが書かれていたと思います。

気になる点

上述の内容が素直な第一印象だったのですが、時間を少し置くと「いいものを読んだ感」があるだけで「いいこと言っていただけなのか…?」とも感じてきました。「感想はあなたに任せます、★5にもなるし★1にもなります」というように、責任感ゼロだけどそう言いたくなるかんじです。こんな感覚は個人的には初めてで、ちょっと不思議な気分です。笑

これは、『モチベーション革命』の構成が
①今の若い世代のモチベーションについて → ②これからの時代の組織づくりについて → ③好きなことをして生きていくには?
という話の流れになっており、それぞれのターゲットが微妙にズレているからかな〜と感じています。

①は自分のやりたいことが見つからない人やモチベーションが上がらない人に向けている、②は良いチームを作っていきたいと考えている人、③は自分のやりたいことを仕事にしたい人や独立を考えている人 というターゲットに感じました。

『モチベーション革命』は読むべき? どんな人にオススメ?

尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?どんな人にオススメ?感想・評価・要約

以上を踏まえ『モチベーション革命』は、”自分の将来へ方向性””やりたいこと”ボヤ〜っとでも頭の中にある人が読むと、得られるものが多いのではないかと感じました。

一方、「やりたいことが見つからないからどう見つければいいんだろう?」「モチベーションの上げ方を知りたい!」という人が読むと、「結局綺麗事じゃない?」「もっと具体的なアイディアがほしかった」と感じると思います

ここまで自分が進んできた道に自信が持てなくなった人」や、「今まで自分自身と向き合ってきた人」が、”新たな自分との向き合い方”だったり”新しい刺激”だったりを求めて、それこそ「モチベーションを革命したい!」という気持ちで読むのならGoodだと思います。

とはいえ、字面をそのまま読むだけでなく、「ここは自分のこんなところに活かせそうだ」「なるほど、俺たちだったらこうすれば応用できそうだ」など、本を読みながら常に自分のことを考える思考力も必須と感じました。

これも気になる点に挙げた「”いいものを読んだ感”があるだけ」の原因かもしれません。表面では”深そう”なことを言っているだけで、読み手がしっかりアウトプットを意識して読まないといけない本といえそうです。


『モチベーション革命』 印象的なことば

それではここから、僕が『モチベーション革命』を読んで印象に残った言葉やタメになった内容をご紹介していきます! こちらも内容の要約として参考にしてみてください。

マーティン・セリングマンが唱える5つの幸福

【1.達成(Achievement)】
与えられた目標をクリアしたり、誰にもできなかったことを成し遂げたりするときに感じる幸せ。

【2.快楽(Positive emotion)】
一言で言うと”ドーパミンを感じる”こと。甘いものを食べる、好きな人と抱き合う、などで得ることができる幸福感のこと。

【3.良好な人間関係(Relationships)】
「別に何も達成できなくていい。ただ、自分の好きな人たちと笑って生きていければいいんだ」という幸せのこと。ちなみにセリングマンは、この「良好な人間関係」こそが、人の幸せの基礎であると位置付けている。

【4.意味合い(Meaning)】
自分がやっている仕事から、「大きな文脈の中で誰かに・何かに貢献できている」「自分の大切な人のためになっている」ということが実感できるかどうか。

【5.没頭(Engagement)】
何かに夢中になる、そこから、自分が行うすべての作業に基準を設けて、その中で成長し続けること。

基本的に、1の「達成」と2の「快楽」を求める世代が「乾いている世代」なのに対し、3~5の「人間関係」「意味合い」「没頭」を求めるのが「乾けない世代」の特徴です。

そして、自分がこの1~5の項目のどれから”幸せ”を感じるのかを分析することで、どんな目標が一番やる気に繋がるのか、自身のモチベーションを引き出す一つのヒントになるでしょう。

ビジネスはプロデューサーの時代へ

「時代が変わる」ということは「働き方が変わる」ということにもつながる。

『モチベーション革命』では、食品業界を例にしています。

戦後の食料が足りていなかった時代において最も重要だったのは、「いかに安く広く食べ物を配れるか」でした。しかしその後の時代、家庭に十分な食料が届くようになると「安全で高品質なもっとおいしいものを安く食べたい」という「品質」が求められるようになりました。

そして、それらの”課題”が達成された現代では「お肉を好きなだけ食べたいけど、同時に痩せたい」「“映える”写真を撮りたい、SNSにアップしたい」といった、非常に個人的で細やかな欲求で溢れかえっています。

よって、今の時代において必要なのは、先に消費者の潜在的な欲求を見つけ、「どう遊ぶか」までを提案してあげなければいけない。つまり、世の中の人たちの欲求に合った体験を“プロデュース”していくのが、これからの仕事と言えるのです。

「インサイト(新しい視点)」の発見こそ、今の時代のビジネスにおける必須事項である。

尾原和啓の『モチベーション革命』-乾けない世代とインサイト_感想・要約

現代においては、「インサイト(新しい視点)」に基づいたユーザー目線のサービスを発信することが大切になってきます。

そんなインサイトを増やす一番手っ取り早い方法が、外部からの刺激を増やすことです。あえてのんびりとした時間を作ることで、実際に街を歩いてみたりSNSでの声を見てみたりする。そうやって世の中の「リアル」を感じることこそが、ユーザーが潜在的に求めているもの、つまり「インサイト」を見つける最良の方法なのです。

これからは「ライフワークバランス」の時代

今までは、仕事(ワーク)と余暇(ライフ)とを別にして考えていた「ワークライフバランス」の時代でしたが、これからは、ワークの中のライフワーク(自分が好きなことを仕事としている状態)をいかに広げるかが大切である「ライフワークバランス」の時代です。

ただ、忘れてはいけないのは、仕事と遊び(好きなこと)の境目がどんどんなくなっていく時代だからこそ、周囲からの信頼を得ること、すなわち、みんなが嫌がる仕事・地味な仕事も率先してすることもまた必要だということです。

まわりからの信頼を得ているからこそ、自分がより好きなことに専念する環境が整っていくということを忘れないでください。

自分にはできないことをしてくれる人に対して、人は「ありがとう」という言葉をかける。

「ありがとう」という言葉は、漢字で「有ることが難しい」と書きます。つまり、自分には有ることが難しいから、それをしてくれた相手に対して「有り難い」と思う。だから「ありがとう」と言うのですね。

p.71

人は自分にはできないこと、なし得ないことに対して、いくらでもお金を払うのだ、ということです。

p.71

自分が得意なことは、無意識にすごいことをやっていたり、自分がやっていることが当たり前がゆえに「すごい」と思っていないことが多いです。

なので、「自分に向いていること」がわからない人は、「労力のわりに周りが認めてくれること」がないか考えてみましょう。それがきっと、あなたに向いていることです。

非効率な「好き」こそが、これからの時代において大切な”武器“になる。

人工知能やロボットによって、医者の診察すら代替される時代がくるかもしれない。そんな遠くない未来において人工知能にも代替不可能なもの、それは「嗜好性」です。言い換えると「わたしは誰になんと言われようと、これが好きだ」という「偏愛」です。

一つの答えを出す問題を解いたり効率重視な作業をしたりする場面では、人間はもはや人工知能に太刀打ちできません。しかし、人間の嗜好性は「非効率の塊」のようなものなので、機械がもっとも苦手とする分野なのです。

例えば、ファッションを考えてみましょう。

寒い日にあえて丈の短いスカートを履いたり薄着をするのは、防寒の観点からすると非常に効率が悪いです。しかし、そこに”ファッションの好き嫌い”という人の嗜好性が加わるために、人はあえてそのような非効率・非合理的な服装をするのですね。

誰ともかぶらないデザインのものを探したり個性的なデザインのものを身に付けることも、「服を着る」という点については非合理的です。お金と時間がかかりますからね。

ゲームはどうでしょう?

昨今は「YouTuber」や「プロゲーマー」という職業が生まれ、ゲームをすることがお金を生むことに繋がるかもしれません。ただ、そうではない人たちにとってのゲームは、ただその時間を楽しむだけの非効率な行為です。

これからは「他人から見れば非効率かもしれないけれど、私はどうしてもこれをやりたい」という、偏愛とも言える嗜好性を、個人がどれだけ大事に育て、それをビジネスに変えていけるかが資本になっていくのです。

p.76

一見非効率に見える人間の「好き」を突き詰めて、その「好き」に共感する人が「ありがとう」とお金を払ってくれる。”偏愛・嗜好性の循環“こそが、残っていくということです。

p.88

そして、そういった「”好き”を突き詰めること」が得意な世代こそが、今の若い世代、つまり「乾けない世代」の強みなのです。

自分と違う人は、みな先生

教育システムを研究しているアクティブラーニングの羽根拓也さんは、「価値とは、差異×理解」だと言い表しました。要するに、人との違いも、相手や周囲に理解されなければ価値を発揮しませんが、きちんと理解できるようになれば、途端に、その違いが価値に変わるのです。 例えば、黒人は「肌の色が違う」というだけで理解されず、迫害された歴史があります。でも黒人は他の人種に比べて非常に瞬発力があるし、彼らには大地とつながり共鳴する力、それが生み出すリズム感やパワフルな歌の表現力がある。(中略) このように、「違いが生む価値」を理解さえすれば、相手の持つ性質を尊重できるようになるのです。

p.125

人は、自分の理解の範疇を超える相手に対してどうしても不安や恐れを抱いてしまうものです。ただ、「違いが生む価値」を理解すれば、相手の持つ性質を尊重できるようになります

大切なのは、他者に対する理解を広げようとすることです。そして、それぞれの強みや好きなことを理解し、ひとりひとりの違いを認めることなのです。

インターネットの普及によって、自分が発信するものが不特定多数の人の目に入る機会が増えました。これは、自分の発言や嗜好性を否定する人が増えることにつながりますが、同時に、自分と同じ考えや趣味、”好き”を持つ人と出会う可能性もまた増えるものです。

自分を理解してもらおうと一歩踏み出してみると、案外世間は耳を傾けてくれるものです。ネガティブな声ではなくポジティブな声を探す、そんな努力もこれからは必要なのかもしれませんね。

本当にみんなが同じ方向を向いていますか?

尾原和啓の『モチベーション革命』-乾けない世代-自分の強み_感想・要約

同じ場所にいて人それぞれにやる気があったとしても、全員が同じ考え、同じ想いを持っているとは限りません。同じ方向を向いていたとしても、遠くを見ているか近くを見ているかが違うかもしれないし、微妙に視点がズレているかもしれません。

①全員がやりたいこと
②世の中のためにやること
③個人がやりたいこと
を把握し、一人ひとりの”WHY”を揃えることが、一緒に仕事をしていく上で重要なことなのです。それが全員のモチベーション維持につながるのです。

誰だって、最初にできることはほんの小さなこと。

単に自分が好きだったりすることで、他の人にはできないことをひたすらやり続けていたら、次第に活動範囲が広がったり、自分の「好きなこと」自体がバージョンアップして、価値がどんどん上がっていったのです。誰だって、最初にできることは、ほんの小さなことです。しかし、それを夢中になって続けていれば、誰もが求める価値を持つことができるようになるのです。

p.168

イーロン・マスク『誰もが違和感を覚える課題こそ大切にしろ』

西欧圏では、「議論が巻き起こるところには、新しい何かが隠れている」と言われ、議論を巻き起こす話題「コントラバーシャル(controversial)」は尊重されます。

何も、気になったことや違和感を覚えたことを何でも指摘しろというわけではありません。ただ、そういった“違和感”を自分の中にしっかりと残したり、意見が合う人や頭ごなしに否定しない人にのみ共有したりすることで、新しいアイディアや進歩につながる可能性があります

周りにいちいち言う必要はない。でも、その”ズレ”を心の片隅に置いておくと、いつか思わぬ形で光が当たる瞬間に出会えるかもしれません。

「他人に迷惑をかけてはいけません」という呪い

自分の「好き」を貫くときのお邪魔虫。それは、今の日本人にかけられた「迷惑をかけちゃいけません」という“呪い”です。 (中略) 常に「他人から見てどうか(迷惑になっていないか)」を気にして生きている。やがて他人の目線や他人の評価軸を取り込むことに慣れきった人々は、何か行動を起こすときも、自分がどうしたいかより、他人から見てどうか、他人に迷惑をかけないかを一番気にしてしまいます。 (中略) インドでは日本と反対で、親は子に対して「あなたは誰かに迷惑をかけて生きていかなければならないのだから、他人の迷惑も受け入れてあげなさい」と言うそうです。

p182

もし誰かに迷惑をかけてしまったら、そのぶん「ありがとう」と言ってもらえる行動を起こせばいい。そして、誰かに「ごめんなさい」と言われたら、笑顔で「おたがいさま」といって受け止められるだけの器を持とう

これと似たような話で、以前どこかで「周りの人たちは自分が思っている以上に自分を見てはいない。ただ、絶望するくらいに見ていないわけでもない」という言葉を見たことがあります。

僕は、前半部分の「人は自分が思っている以上に自分を見てはいない」というところをポジティブに捉え、とても気が楽になったことを覚えています。「これをしたら周りの人たちはどう思うだろう」「今これを言ったらみんなは俺をどう思うだろう」と気にしなくなったのです。

まぁどう思われたって、明日にはみんな忘れているだろ」「まわりの目ばかり気にしてちゃ、カッコ悪いよな」と思うようになりました。他人の目ばかりを気にして「自分を表現することを躊躇う必要はない」のではないでしょうか。

「Ikigai(生きがい)」とは…

「Ikigai(生きがい)」とは、「That which you love(あなたが大好きなこと)」「That which the world needs(世界が必要としていること)」「That which you can be paid for(あなたが稼げること)」「That which you are good at(あなたが得意なこと)」の4つの点が交わるところに生み出されるものです。

p.220

「ライスワーク」を、「ライフワークに自分が没頭できるためのお金と時間とリソースを生み出すもの」と捉えてもいいでしょう。それくらい割りきって、平日は目の前の仕事に集中して、お金を稼ぐ。そして、帰宅後や週末になったら、「ここからはライフワークの時間だ」と切り替え、好きなことや自分が得意なことに時間を投資し、磨いていく。そうしていくうちに、「好き」が「得意」になり、「お金」になり、「世界が求めること」に合致したとき、4つの点が重なり、「生きがい」で稼げるようになっていきます。そして、「ライフワーク」での稼ぎが、「ライスワーク」に頼らなくてもよくなってきたころ、あなたが「生きがい」を追求して生きていく人生が本格スタートしていくのです。

p.225

「そんなことしたって誰にも認められない」「そんなことお金にならない」「そんなことが好きだなんて、みんなからは白い目で見られるよ」と周りに言われたり、場合によっては自分で自分にそう囁いてしまっているかもしれません。

確かに、失敗して傷つかないためには無難な生き方が良いでしょう。でも大丈夫。あなたが心底楽しそうに没頭し、情熱を注いで少しずつでも形にしていけば、周囲の人はだんだんと巻き込まれ、応援してくれるようになります。

やるなら止まることなくやり続ける。それもまた「好きなこと」をして生きていくために、とても重要なことなのです。


『モチベーション革命』 まとめ

尾原和啓の『モチベーション革命』-乾けない世代_感想・評価・要約-読むべき?つまらない?オススメ?

ということで今回は、尾原和啓さんの『モチベーション革命』をご紹介してきました!

こういうことをしてみたいんだけどな…」「こんなことをしたいけどきっと反対されるだろうな…」というふうに、「何かやりたいことがあるけどあと一歩が踏み出せない人」や「漠然としたいことはあるけど行動に移せない人」「漠然としたモヤモヤがここしばらく心に広がっている人」が、“あと一歩”を踏み出すための本として、非常にオススメできると思います!

自分と向き合うことはした。あとは進む勇気だけ。そんなあなたの背中をそっと押してくれる一冊に、この『モチベーション革命』はなってくれるはずですよ!

作品概要

尾原和啓の『モチベーション革命』は読むべき?乾いている世代とは?感想・要約・おすすめポイント

【著者】
尾原和啓

【作品ジャンル】
ビジネス本・自己啓発

【出版】
幻冬舎


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