映画『閃光のハサウェイ』は見るべき?あらすじ・感想・解説・評価・作品情報

【映画レビュー】『閃光のハサウェイ』あらすじ・感想・解説・評価 映画
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みなさんこんにちは!アニメや映画などのレビューを行っている旅狼のレビュー小屋です!

閃光のハサウェイ

CMの映像美に魅了され、YouTubeの冒頭15分でさらにハマり、アレキサンドロスの主題歌に惹かれ、ミーハー感覚で映画に行ったら、、しっかりと沼りました。笑

今回はそんな『機動戦士ガンダム』シリーズの劇場アニメ『閃光のハサウェイ』のあらすじや感想、解説、評価、作品情報をお届けします! まだ見ていない人は情報収集に、もう見た人は自分の感想と比べながらご覧ください!

サムネイル画像出典閃光のハサウェイ 公式サイト

  

『閃光のハサウェイ』 あらすじ

『閃光のハサウェイ』_あらすじ_感想・評価

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。

U.C.0105——。

地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。

そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。

リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。

その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。

アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。

閃光のハサウェイ 公式ページ STORY

  

『閃光のハサウェイ』 解説

まずは、『閃光のハサウェイ』を簡単に解説しておきます。

ガンダムシリーズは見ておくべき?

あらすじにもあるように、『閃光のハサウェイ』はシャアの反乱と呼ばれる「第二次ネオ・ジオン戦争」から12年後の世界を描いています。

僕はガンダムシリーズを「なんとなぁく知っている」くらいなのですが、映画を見に行く前に、『逆襲のシャア』は見ていきました逆襲のシャア』こそが、「マフティー」こと「ハサウェイ」の幼少期がしっかりと描かれているシリーズであり、まさに『閃光のハサウェイ』の前日譚というべき位置付けなのです。

『閃光のハサウェイ』は「ここまでのガンダムシリーズを別に見なくても、話の内容はわかる」というのが正直なところです。ですが、『逆襲のシャア』だけでも見ておくと、主人公ハサウェイのバックボーンがわかり、より世界に入り込むことができるのは間違いありませんよ!

『逆襲のシャア』は「U-NEXT」か「Netflix」で見ることができます。

  

『閃光のハサウェイ』 感想・評価

では、『閃光のハサウェイ』の感想・評価を
①ストーリー
②映像・音楽・効果音
③キャラクター

に分けてお話ししていきます!

①ストーリー

原作小説との違い

『閃光のハサウェイ』_原作小説との違い

『閃光のハサウェイ』は3巻に分かれている原作小説が大元の作品です。すでに劇場三部作になることが決定しており、第二部の仮副題が『サン・オブ・ブライト』であることも発表されています

今回の劇場一作目は、ちょうど原作小説の一巻に相当し、小説から大筋には変更ありませんでした。ただ、部分部分でシーンが凝縮されていたり、逆に尺が多くなっていたり、セリフが変わっていたりと、細かな部分で原作から変更されている部分は多かった印象です。特に冒頭15分公開にあたるハウンゼンでのシーンは、より効果的にぎゅっと凝縮されているような気がしました。

「やっちゃいなよ、そんな偽物なんか!」というギギの名セリフは、映画オリジナル。原作小説を読んでいれば感じると思うのですが、このセリフ等の変更はかなりの改”良”だと感じましたね!

   

👆『閃光のハサウェイ』の続編はいつなのか、内容と共にコチラで考察中!👆

  

ストーリーそのものについて

解説にも書きましたが、『閃光のハサウェイ』はこの作品単体でも、十分ストーリーを理解できる内容です

地球連邦政府は地球の資源を使い尽くし、環境を悪化させている。人々が宇宙へ移民する中、政府のお偉いさんたちはお構いなしに地球に住み続けている。しかも、人々を宇宙へ強制送還している。

マフティー=ハサウェイ

マフティーはテロを起こすことで、地球連邦政府の政策に反対運動を起こしている

これさえ押さえておけば、とりあえずはついていけます!

あくまで『逆襲のシャア』ありきの『閃光のハサウェイ』なので、『逆襲のシャア』を見ていないといまいちハサウェイへの感情移入はしにくいです。しかし、ストーリーそのものはわかりやすく、ついていけるものだと思います!

  

原作を読むとよりわかりやすくなる

『閃光のハサウェイ』あらすじ_ストーリー_感想
画像出典閃光のハサウェイ 公式サイト

実は僕、『閃光のハサウェイ』を、映画→小説→映画という順番で見ました。そして、原作を読んだことでより話が入りやすくなりました。

「メッサー」や「ケッサリア」、「グスタフカール」や「ギャルセゾン」といった機体の名前が、映画だと聞き取りにくくて覚えてられないんですよね。笑

人の名前も原作を読んだことで「あぁこの人ね」「あの人ね!」となりました。

何より、映画では絵でしか見せていないキャラクターの心情変化を、小説は文字で表現してくれています

また、映画では省略されているセリフが小説を読むことで補完されるので、物語に入り込んだ感覚はより大きくなりましたセリフは声にした場合のリズム的に変えているのかなと感じました。もちろん、映画の方は映画の方で全然良い、というかむしろ改良のところがとても多かった!

  

👆原作小説『閃光のハサウェイ』を読めばさらにキャラの感情変化がわかる!👆

  

②映像・音楽・効果音

映画『閃光のハサウェイ』感想・評価
画像出典:閃光のハサウェイ 公式サイト STORY

個人的に一番衝撃を受けたのが、『閃光のハサウェイ』の映像美や音楽、そして効果音の素晴らしさです!

戦闘のシーンの音や光、カメラワークによる臨場感はもちろん、歩くときの靴の足音、服の擦れる音、ものを動かした時の僅かな音、ギギの耳飾りがあたる音。。”アニメーション的リアルさ”みたいなものを感じました。

音楽の入り方やBGMもめちゃくちゃ合っているんですよね…!

そしてとにかく、ギギの瞳が美しすぎる。。

こういう映像や音楽もこだわる人であれば、『閃光のハサウェイ』は間違いなく刺さると思います!

  

③キャラクター

忘れてはいけないのがキャラクターの魅力ですね!

主人公のハサウェイ、ヒロインのギギ、ハサウェイのライバルとなるケネスレーン、そしてマフティーのメンバー。皆が魅力的なキャラクターなんですよね〜!

どのキャラクターの造形も、「こんな人いそうだな」と思わせてくれるリアルさがあるのだと思います。それがより一層の魅力になっているのでしょうね…!


『閃光のハサウェイ』 作品情報

製作スタッフ

【企画・製作】
サンライズ

【原作】
富野由悠・矢立肇

【監督】
村瀬修功

【脚本】
むとうやすゆき

【音楽】
澤野弘之

主題歌

【オープニングソング】
『Möbius』 Hiroyuki Sawano feat. mpi & Laco & Benjamin

【エンディングソング】
『閃光』 [Alexandros]

  

動画配信

『閃光のハサウェイ』は、NetflixPrime Video、Hulu、U-NEXTなどの主要な動画配信サイトで配信されています。「映画館で観れなかった。。」という人も、これならチェックできますからね!

特にNetflixなら、Appleの空間オーディオでも視聴できますからね!


映画『閃光のハサウェイ』 まとめ

ということで今回は、映画『閃光のハサウェイ』について紹介してきました!

僕みたいに『閃光のハサウェイ』からガンダムの世界にハマっていく方もいると思います! それくらい、個人的にはハマった映画でした!!

気になっている方はぜひ『閃光のハサウェイ』を見てみてください! 映像美、音楽、ストーリー、映画館で観ることはもちろん、Blu-rayや動画配信サイトであっても見る価値は大いにある作品です!

  

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