みなさんこんにちは! 本やガジェットのレビューを中心にお届けしている、旅狼のレビュー小屋です!
2026年4月、僕は 7つのAI を使い分けていました。
ChatGPT、Gemini、Google AI Studio、NotebookLM、Claude、Perplexity、Grok…。それぞれの”ガチ”な特徴は、前の記事に熱量たっぷりでまとめています。
👉 【2026年4月版】現役発信者がたどり着いた、7つのAIツールの特徴と使い分け
ただ、正直に振り返ると……
あの頃の僕は、なんとなく全部のAIに同じことを聞いて、答えを見比べて、それで満足して終わっていました。「使いこなしている」というより、完全に「ただ聞いているだけ」。
「”AIに聞くこと”そのものが目的になっていた」と言っても良いでしょう。
そこから約2ヶ月。実際に使い込むうちに、最終的に 4つのAI に絞り込みました。
そして、4つを「性能」ではなく「役割」で分けた瞬間、ようやく作業が前に進むようになったのです。これが本当に大きかった。
ということで、この記事では、2026年6月時点での僕のAIの使い分けを、比較表と用途別フローでまとめます。
そのまま持ち帰れるように書いたので、AIの組み合わせに迷っている人は、ぜひ自分だけの”AIチーム”を組む参考にしてみてください!
なお、「なぜこの形に落ち着いたのか」という心の変化のほうは、noteに別で書きました。あわせてどうぞ。 👉 AIに”質問する”だけだったのが、ようやく”使う”感覚が分かってきた

結論:4つのAIの役割分担(早見表)

もったいぶらず、先に結論からいきます!
| AI | 役割 | 得意なこと | 主に使う場面 | 課金状況 |
|---|---|---|---|---|
| Claude | 母艦(思考の本拠) | 思考整理・統合・文章の核・図解 | がっつり考える/構成や文章を仕上げる/複数の情報を統合する | Proに課金 |
| ChatGPT | 制作エンジン | 手数・別視点・画像生成 | アイデア出し/量をこなす/別の角度がほしい時/画像 | Plusに課金 |
| Gemini & NotebookLM | 資料室 | 情報の蓄積・自分だけのソース化 | 調べたものを溜める/後で深掘りや自己分析の材料にする | Google AI Proに課金 |
| Grok | 世間の温度計 | 世の中の口コミ・評判・話題性/Xのリアルな声/投稿タイミング | 世間の評判や口コミを拾う/Xの反応を見る/投稿の最適な時間を確認する | 無料版 |
一言でまとめると、こうです。
- 整理・統合する → Claude
- 広げる・作る・画像 → ChatGPT
- 貯める・調べる → Gemini & NotebookLM
- 世間の口コミ・評判を拾う → Grok
ポイントは、AIは「増やすほど」ではなく「役割と出番を決めるほど」強くなる、ということ。7つ全部を使いこなそうとしていた頃の僕に、いちばん言ってやりたいことです。笑
なぜ母艦をClaudeにしたのか
少し前まで、僕の母艦はChatGPTでした。何か考えたいことがあれば、とりあえずChatGPTに投げる。それが基本だったんです。
でも使い込むうちに、がっつり考えたいことや、構成・文章を仕上げる作業は、いつの間にかぜんぶClaudeに持っていくようになっていました。「乗り換えよう」と決めたわけじゃなく、気づいたらそうなっていた、という感覚です。
Claudeを母艦にした理由は、ざっくり3つ。
もちろん、ChatGPTを見限ったわけではありません。(後述しますが、画像生成だけは替えが効きませんから…!)
あくまで「考える場所」と「作る場所」が、自分の中で分かれていった、という話です。
4つのAIそれぞれの役割と使い分け

それではここから、現時点の僕の各AIの役割を具体的に書いていきます。
Claude|母艦:思考整理・統合・文章作成の核
思考を深めたいとき、方針を決めたいとき、投稿の構成や文章を仕上げるときなどなど、深い思考に潜り込みたいときや、最終的に情報を集めて統合するときに使う場所がClaudeです。
本当にClaudeは、「思考力」と「文章表現能力」が他のAIの数歩先をいっている印象です。
また、会話の進め方も、勝手に推測して進めるのではなく、「〇〇は〜〜ということですか?」と確認してくれます。 まとめ方もとても”スマート”で、「これ以上情報量を付け足すと長いけど、かといってこれ以上少なくするとちょっと物足りない」という、めちゃくちゃ絶妙なラインで、こちらが欲しいことのちょっとだけ先をいく情報量で返してくれています。 この賢さが本当に心地よいのです…。
注意点としては、ClaudeはPro版に課金したとしても一定時間内でのトークン使用量に上限があるため、雑に使っているとしばらく使えなくなってしまう恐れがあります。
最新のOpus 4.8については、最初こそ、ダッシュボードや図を作らせてトークンを大量に消費していたので「うわ、こいつ大喰いモデルだな…」と思っていたのですが、文章だけのやり取りに絞ったら、普通に十分使える量でした。早とちりすいませんでした。笑
とはいえ、「常時なんでも投げる」という運用はやっぱりしにくく、最終的な情報の統合・方向性の決定や重要な判断の相談、コンテンツとして発信する文章作成のときに使うと決めると、ちょうどよく回ると個人的には感じています。
トークン制限は、本当にデメリットなのか
ちなみに、この「上限が来る」トークン制。
——最初は、完全にデメリットだと思っていました。「無制限じゃないのか…」と。
でも、使っているうちに考えが180度変わりました。
そもそもトークンを大量に使い切るというのは、裏を返せば「思考整理や方針検討をやりすぎている」サインでもあります。しかも上限にかかると、肝心の投稿作業のほうに支障が出る。
考えるために考えていたら、いざ作成するための時間がなくなる——これでは本末転倒ですよね。
だから今は、このトークン制限を「考えすぎを止めて、投稿に時間を割くための仕組み」として捉えています。
制限が、ブレーキじゃなく、背中を押すものとして働く。聞き放題のAIだけだと、僕の場合はむしろ際限なく聞き続けてしまうので、ちょうどいいブレーキになっているのです。
ChatGPT|制作エンジン:実働部隊・画像生成

手数の多さと、画像生成能力の高さ。この2つで、ChatGPTは外せません。
守備範囲がとにかく広く、普通の検索作業、記事構成、本文の初稿、X投稿案の量産、企画の壁打ちや提案などなど…、雑に投げてもとりあえず形にして返してくれる。
「まだ形になっていない素材を、一度形にする力」が本当に強い印象です。
だから、Claudeで深める前の”広げる”フェーズは、ChatGPTの担当。
そして何より、画像生成は現時点で替えが効きません!
images 2.0の登場によって画像生成の質が一気に上がったことで、僕の媒体ごとに散らかっていた世界観を一本に束ねられるようになり、発信活動そのものが加速しました。これは個人的にめちゃくちゃ大きな影響でしたね…!
ChatGPTの弱点(回答の長さ・暴走・画像のキャラ崩れ)
便利なChatGPTですが、もちろん弱点もあります。
1点目と2点目は、指示すればだいたい直ります。それに、時には「あ、そういう見方もあるのか」と思考を広げてくれることもあるので、そこまで気にしていません。最終的にClaudeに投げて統合すれば、良し悪しを判断して、必要なところだけ僕の方針に取り入れてくれますし。笑
問題は3点目です。これは結構根深い。
僕は今、旅行系の記事以外の画像は、ほぼChatGPTに作ってもらっています(この記事もそうです)。1つの記事を複数の媒体に展開することも多いので、チャット内で画像生成を繰り返すことも多いです。その際、ちょこちょこキャラ崩れや色味が変わることがあり、都度作業が遠回りになってシンプルにイラッとしています。笑
対処法としては、もう一度プロンプトを投げ直したり、「キャラが違う」と訂正する(まぁ、これしかないわけですが…。笑)そうするとたいてい元に戻ります。
ただ、それでも繰り返しおかしくなってきたら、「チャットを分岐」させて、改めて大元の画像を添付し、そこから作り直してもらう。これが、今のところ一番確実な対策になると個人的には感じています。
Gemini & NotebookLM|資料室:自分だけのソースを育てて引き出す

GeminiとNotebookLMは、「答えをもらう場所」ではなく「自分で資料として保存し、そこから”俺だけの”新しい素材を作成してもらう場所」として使っています。
Geminiは、URLの読み込みやYouTube動画の分析、Google Drive連携など、Google環境とつないで”調べて溜める”係。調べ物をして投稿したら、そのURLと投稿文を残しておく、という使い方です。
NotebookLMは、もう一歩進んだ「俺だけの保存ボックス」だと思っています。過去のnote・ブログ・読書メモ・旅の資料を固定しておき、後で記事化するときの”自分だけのソース”として引いてきます。
……と、それっぽく書いてきましたが、正直に言うと、実はこのGemini & NotebookLMの使い方はまだテスト段階です。
役割こそ「資料室」「保管庫」と決めていますが、運用が固まりきっているわけではありません。なので、4つの中で今後いちばん使い方が変わりそうなのが、ここですね! (ぶっちゃけ、いま使っている一番の理由は「Google AI Proが破格のコスパだから」だったりします。笑)
Grok|世間の温度計:口コミ・評判と投稿タイミングの確認

Grokは、世間の温度感を見るためのレーダーとしての役割を担ってもらっています。
世の中の口コミ・評判・話題性を拾うのが得意で、そこにXのリアルな生の声がブレンドされるのが強みです。投稿の最適なタイミングのチェックにも使っています。
本丸の文章を書かせたり、戦略を任せたりはしません。世間の評判をざっと拾って、X投稿の前に10分だけ温度を見る、外の空気を見る窓。それくらいの距離感が、今はちょうどいいです。
用途別の使い分けフロー
役割が固まったら、次は「どの作業で、どう組み合わせるか」。ここが使い分けの核心です。
コツは、「全部を毎回統合しようとしない」こと。重い思考だけClaudeに集約して、軽い裏取りはサッと確認して流す。この線引きで、作業がぐっと軽くなりました。
「聞くもの」と「聞かないもの」を分ける

複数AIを使うとき、一番やりがちな失敗が「何でも全部のAIに聞いてしまう」こと。
これをやると、また”聞くこと”が目的になって、時間だけが溶けていきます(経験者は語る)。笑
なので僕は、ClaudeとChatGPTの両方に聞くものと、片方で済ませるものを、最初から分けています。
両方に聞く価値があるもの(重い判断・投稿・長く残すもの)
・自己分析
・記事の方向性・構成案・本文作成
・媒体の設計や運用方針の決定
・シリーズや企画のコンセプト作成
これらは、ChatGPTで広げて、Claudeで統合する。あるいは両方の答えを見比べて、最後に自分自身で判断を下しています。
両方に聞かなくていいもの(軽い作業)
・軽いXの投稿(一応、Claudeに添削してもらう)
・画像プロンプト作成(画像関係はChatGPTに全て一任している)
・ネタの初動(スタートはChatGPTとGemini、そこからちゃんと記事化するタイミングで、初めてClaudeを使う)
一方、こういう軽いものは、”実働部隊”であるChatGPT一つ、たまにGeminiに助っ人で来てもらう、という運用で十分。Claudeには、あくまで大事な場面で来てもらうスタイルです。
使い分けで大事なのは、「AIに聞かない」という判断も持つことだと個人的には感じています。
散らからないための小さなルール
- ChatGPTには最初に条件をつける。
放っておくと回答が増えすぎるので、「結論から」「理由は3つ」「派生案は不要」と先に絞ると、一気に使いやすくなります。 - 両方に聞いたら、必ず統合する。
比較して終わりにしない。「ChatGPTから採用する点」「Claudeから採用する点」「自分の最終判断」の3つに整理する。これをやらないと、結局また聞くだけで終わります。 - 聞いたら、必ず何かに変える。
記事でも投稿でも画像でもいい。成果物に変換して、初めて”使った”ことになることを忘れずに。
こんな人には、この組み合わせ
全部をいきなり揃える必要はありません。まずは「考える場所」を1つ決めるだけでも、作業の流れはガラッと変わりますよ!
まとめ|今回のAIの使い分けについて

2026年6月時点の僕のAIの使い分けは、次の4役でした。
- Claude=母艦(整理・統合・文章)
- ChatGPT=制作エンジン(手数・別視点・画像)
- Gemini & NotebookLM=資料室(蓄積・根拠固定)
- Grok=Xの温度計(反応・タイミング)
AIは性能比べではなく、役割分担で決める。そして、聞いたら必ず何かに変える。
これが、今のところ一番しっくりきている結論です。
7つから4つへ。たった2ヶ月でここまで変わったので、来月にはまた違う形になっているかもしれません。笑 そのときはまた更新します!
そして、この布陣にたどり着くまでに自分の中で何が変わったのか——「AIに聞くだけ」から「AIで出す」へ、という心の動きのほうは、noteに書きました。よければこちらも、のぞいてみてください。
👉 AIに”質問する”だけだったのが、ようやく”使う”感覚が分かってきた(note)

それでは、あなたも自分だけの”AIチーム”を、適材適所で組んでみてくださいね!


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